【見たい・知りたい】京都の花名所♪ 杜若(カキツバタ)編

今年も桜の季節は終わり、新緑の季節がやってきましたね。
新緑美しい5月〜6月にかけても
京都では美しい花が見られるところがあるんですよ♪

これからの時期なら
杜若(カキツバタ)がちょうどいいかもしれません。

杜若、ご存知ですよね?
「いずれ菖蒲か杜若」のアレです。

ちなみに、この言葉、
菖蒲と杜若は似ていて区別がつきにくいというのが語源で、
どちらも優れていて優劣がつけにくいことを意味します。

そうです、この通り
杜若と菖蒲は似ているんですよね。

さらに、この菖蒲という漢字、
前述の場合は、アヤメと読みますが
菖蒲と同じ漢字を書いてショウブとも読みます。

そして、アヤメとショウブも
同じ漢字を書いて、見た目も似ているのに、異なる植物だというから厄介です。

今回は
杜若が美しいスポットをご紹介したいので、
杜若と菖蒲(アヤメ)の見分け方だけを簡単に書きますね。

その1
・水辺で咲いているのは杜若、乾いた畑で咲いているのは菖蒲(アヤメ)

その2
・杜若の背丈は50~70cm、菖蒲(アヤメ)の背丈は30〜60cmと杜若より比較的小さめ

その3
・杜若より菖蒲(アヤメ)の方が花の大きさが大輪

その4
・花弁の弁の元に白い目型の模様があるのが杜若、網目状の模様があるのが菖蒲(あやめ)

その他、咲く時期などによっても微妙に違ったりするようですが
上記で区別ができるかな〜と思われます。

では、本題の美しい杜若が見られるスポットを紹介します!


まずは
上賀茂神社の摂社にあたる「大田神社」です。
大田神社の杜若は国の天然記念物に指定されているというから
名所中の名所といえるのではないかと思います。

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画像出典:上賀茂神社(写真奉納 星野佑佳)

 


太田神社の杜若は毎年GWごろから咲き始め
だいたい5月いっぱい楽しめるのだそう。
参道東側の「大田の沢」一面に杜若が群生する様は実に見事で
平安時代の歌人・藤原俊成が和歌に詠むほど。

神山(こうやま)や 大田の沢の かきつばたふかきたのみは 色にみゆらむ
 〜藤原俊成

古の歌人も愛した景色、なんだか浪漫を感じますよね〜。


さて、続いては
「平安神宮」です。

平安神宮といえば、朱塗りの建物が印象的で、桜の名所としても有名ですが
菖蒲(アヤメ)や杜若の名所でもあります。
杜若は一般的に紫色の花が主流で、
ここ平安神宮、神苑の蒼龍池でも紫一色の杜若が
およそ1000株咲き誇りますが
その中に目を引く異なる品種の杜若があります。
白地に紫の模様が入った「折り鶴」と名付けられた珍種。
まるで千代紙で折った鶴のような姿ということから
そう名付けられたんだとか。
なんとも日本らしい名前ですよね〜。
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画像出典:平安神宮

 


ほかにも、杜若の名所はありますが
今回はこのへんで。

また、次回は別の花をご紹介しようと思いますのでお楽しみに♪
 

 



大田神社
所在地:京都市北区上賀茂本山340
電話:075-781-0907
http://www.kamigamojinja.jp/topics/2011/2011_kakitsubata.html


平安神宮
所在地:京都市左京区岡崎西天王町97
電話:075-761-0221
http://www.heianjingu.or.jp/shrine/garden.html