2016年7月アーカイブ

【知りたい】京都の地名に秘められた怖〜〜〜い話 part2。

変わらず毎日暑い日が続いていますが
皆さんいかがお過ごしですか〜?
先日の「怖〜〜〜い話 part1」で少しは涼しくなりましたか〜!?(笑)

では、予告通り、今回は「怖〜〜〜い話 part2」をお送りしたいと思います!

今回、色々と、京都の怖い地名について調べる中で
私が個人的に一番怖いと思ったのがコレです!

「千本通(せんぼんどおり)」

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千本通とは、京都の西側を南北に走る通りをさします。
先頃、誕生した京都鉄道博物館が
ちょうど千本通の七条から八条の間に位置します。
そのほかにも、千本通には多くの寺社や駅などの施設が存在します。

その千本通にまつわる怖〜〜〜い話とは?

千本通は元々、平安京の中央を走っていた朱雀大路がその起源なんだそうです。
南は羅生門から始まり、洛中を経て、北には船岡山が正面に来るように造られたんだとか。
その船岡山の西麓にあったのが死者の埋葬地だったそうで
千本通は、死者を埋葬地へ運ぶ、まさしく死のロード・恐怖の道だったんだそうです。
そして、その道の両脇に、死者を弔うための木札・卒塔婆(そとば)が立てられ、
その数が千本にも及ぶということから
千本通と名付けられたんだそうです。

これまで何度となく普通に行き来していた千本通に
まさか、こんな恐ろしい逸話があったなんて・・・ですよね!?
あの蹴上の美しい桜も故人を弔っているのかもしれませんね・・・。



では、今回の怖〜〜〜い地名シリーズ最後は
「桑原(くわばら)」です。

京都の桑原?
それ、どこ?
という方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
京都市市街地のどまん中にあるのですが
人は住んでおらず、丸太町通の道路上10〜20平方メートル程度の一角のみをさす地名なんだそうです。
何故、そんな狭いスペースだけをさす町が存在するのか?
また、何故、桑原という名が付けられたのか?
そこには、こんな怖〜〜〜いエピソードがあったのです。

日本三大怨霊のひとり、菅原道真が無実の罪で太宰府に左遷され
不遇のうちに亡くなったことは有名なお話ではないかと思います。
道真が「三大怨霊のひとり」と言われるに至った理由が
この「桑原」という地名に隠されているのです。

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道真が亡くなったその翌年から京の都は大変な厄災に見舞われます。
洪水、疫病、干ばつ・・・そして、人々が最も恐怖におののいたのが雷なんだとか。
無念の想いを抱えた道真の怨霊による祟りだと、人々は思い込み、震え上がったといいます。
そんな中、都のいたるところに雷が落ちたにも関わらず、
奇妙なことに一度も雷の落ちないところがあったんだそう。
それが道真の領地で、道真の家系を継ぐ桑原家の屋敷があった場所で
現在の桑原町にあたる場所なんだそうです。

道真の祟りから逃れた道真の家系を継ぐ桑原家の屋敷があった場所
ということで、桑原町と名付けられたようです。

最近はあまり使うことはありませんが、
「くわばらくわばら」と言いますよね?
嫌なことや災難を避けようと唱えるおまじないのようなものですよね。

この「くわばらくわばら」というフレーズ。
元々は、この雷が落ちない桑原で
「くわばらくわばら」と手を合わせる習慣ができたことに由来する
とも言われているんだそうですよ。

さぁ、いかがでしたか〜?
part2もなかなかのひんやりエピソードだったのではないでしょうか!?
京都の地名に隠された怖〜〜〜いお話
まだまだありますので、
また暑い時期に書きたいと思います。

みなさん暑い夏も健やかにお過ごしくださいね〜♪


 

【知りたい】京都の地名に秘められた怖〜〜〜い話 part1。

今年も梅雨が明け、暑い日が続いていますね〜。
皆さん、いかがお過ごしですか〜?
エアコンをつけずにはいられない、信号待ちは日陰で・・・などと
少しでも涼しく過ごしたいと思っているのではないでしょうか?
そんな暑い時期に、ひんやり気分を味わうために
テレビや各メディアでよく企画されるのが
恐怖体験などの怖〜いお話。
稲川淳二さんを度々見かけるようになるのもこの時期ですよね!?(笑)

そこで、今回は京都にまつわる怖〜いお話を紹介したいと思います。
歴史ある街・京都。
以前、京都には難読地名が多いという投稿をしましたが、
長い歴史を誇る京都には、
怖〜い言い伝えが残る地名が沢山存在するんだそうです。

今回は、そんな怖〜い地名を紹介します。

まずは、
「西院(さいいいん)」
西院とは阪急京都線の駅名でもあり、
私の母校でもあります京都外国語大学の最寄り駅です。
この地名、実は、近くにある京福電鉄「西院(さい)」駅の通り、
元々は、西院と書いて、「さい」と呼ばれており、これが本来の呼び方なんだとか。
では、「さい」とは一体何でしょう?

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西院(さい)は、西京極の少し手前に位置します。
その昔、西京極は魔界との西の境と考えられていたといいます。
そういったことから、西院(さい)は
いわゆる「三途の川」の河原だった場所ということです。
また、親より先に死んだ子どもたちが、親不孝の罰として積まなければならない石のことを
「賽(さい)」というんだそうです。
何度賽を積んでも鬼が崩しに来る・・・。
この河原では、それが永遠に繰り返される・・・。
西院には平安時代、賽の河原があった・・・。
そう信じられていたそうで、
実際、阪急西院駅近くの高山寺には、賽の河原があったことを示す石碑が残っているんだそうです。

大学時代、毎日通っていた西院に
そんな怖〜い言い伝えがあったとは・・・全く知りませんでした。。。
なんだかゾッとします・・・。
ひんやりしてきましたねえ・・・。



続いては・・・
「蹴上(けあげ)」
そうです。インクラインの美しい桜で有名な蹴上です。

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蹴上 インクラインの桜

 

 

平安時代の貴族が蹴鞠でもしていたからかな?
などと、能天気な解釈を勝手にしていたのですが(笑)
全く違ったようです。

この地名には牛若丸こと源義経が関係しているんだとか。

鞍馬山に預けられていた義経。
京都を脱出し、奥州へ旅立つ時。
源氏の最大の敵である平家の武士達が坂の上から下りてきた。
彼らを討つため厳しい修行を重ねてきた義経。
奥州への道を急ぐため、彼らに見られないよう顔を隠し、やり過ごそうとしたところ
平家の武士達が義経に向かって水を蹴り上げた。
義経はそれを見過ごせず、彼らを惨殺した。

平家の武士達が義経に水を蹴り上げた、この逸話に由来してつけられたのが
「蹴上」なんだそうです。

桜咲き誇る地で貴族が蹴鞠をして遊んでいたから・・・なんて、
そんな優雅な話とは180度異なる、残忍なエピソードがあったわけです。
恐ろしいですよねぇ。。。

さらに、
平家の武士達を切り倒した義経は、
その後、山科の手前にある小さな池で血のついた刀を洗ったそうで、
その池は今なお、とある民家の庭にひっそりと残っているんだとか。
そして、その地は、御陵血洗町(みささぎちあらいちょう)という地名がつけられています。
血洗町とは、いかにも怖いエピソードが残っていることがうかがえる地名ですよね。
歴史ある街・京都ならではと言えるのかもしれません。

さぁ、皆さんいかがですか〜?
少しは涼しくなりました〜!?

これまでごく普通に目にしたり、聞いていた地名にも
ミステリアスなストーリーが秘められていることを知り、
私は心無しかゾクゾクひんやりした感覚になりました。

このほかにも、怖〜い話にまつわる恐ろしげな地名がありますので、
次回引き続きpart2を投稿しようと思います。
お楽しみに〜♪
 

【食べたい・知りたい】ボジョレーヌーヴォーならぬ、しば漬けヌーヴォーって知ってます?

京都には創業百年以上という由緒あるお漬物屋さんが沢山あります。
お漬物は古来より日本人の食卓にはなくてはならないものだったようですが、
その歴史はかなり古く、有史以前に遡るんだとか。
「最古の食品」とも言われ、そのルーツは諸説あるようですが、明らかにはなっていないようです。

何故、京都のお漬物が有名なのか?ということについては、このような要因が考えられます。

まず、京都の中心部には海がない土地柄故、古くから食べ物の保存技術が発達した。
さらに、盆地特有の気候と川が発達し、良質な水に恵まれた環境が
野菜の栽培に適していた。
このような点から昔から漬物作りが盛んに行われていたのであろうことがうかがえます。

では、お漬物と一言で言っても、たくさんの種類がありますが
京都の三大漬物はご存知ですか〜?

京都でお漬物といえば!
はい、そうです!
やっぱり千枚漬けは外せませんよね〜!!
京三大漬物の一つはまさしく「千枚漬け」です。

薄切りのカブのお漬物で、京都の冬の風物詩ともいえる一品ですね。
ぬめぬめしていて、ほんのりとした甘さがなんともいえず上品で
私も個人的に大好きなお漬物です。
冬に京都を訪れた際は、必ずお土産に買って帰る一品です。


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写真は以前、お漬物食べ放題のお店でいただいた千枚漬の握り寿司です。
美味しくて何個もいただいてしまいました!?

三大漬物のもう一つは
「すぐき漬け」です。
京野菜としても有名な「すぐき」を使ったお漬物で
江戸時代では珍しい高級品だったようで
上流階級の夏の珍味として寵愛されていたそうです。
ちなみに、近年話題の「ラブレ菌」は
すぐき漬けから発見されたんだとか。
お漬物は日本古来の発酵食品。
発酵食品は身体にいいとされていますが、
すぐき漬けは、まさしくその代表選手と言えるかもしれませんね。

ではでは〜〜
三大漬物のラスト、もう一つは〜〜〜〜!!
「しば漬け」です!!

「はーー、しば漬け食べたい」というCMのフレーズも一時期流行りましたよね。
随分古い話ですが(笑)。
はい、その、しば漬けです!

CMにもなっている通り、
しば漬けといえば今日最も家庭で食されているお漬物
といっても過言ではないほどポピュラーなお漬物だと思います。
ですが、そのルーツは古く、
京三大漬物の中でも一番歴史が古いとされており、800年以上も前から作られているんだそうです。
しば漬けの発祥は、今でもしば漬け作りが盛んな京都・大原なんだとか。

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京都市北部にある大原の里は、シソ畑が一面に広がります。
大原でいうところのしば漬けは、ナスとこのシソを塩で漬け込み、
調味料を一切使わず、自然の気温で乳酸発酵させた自然食品で
生しば漬けと言います。
きゅうりなどを赤くしたしば漬けは、着色、味付けしたもので
大原の生しば漬けとは異なるんだそうです。
大原の生しば漬けは、ヨーグルト同様乳酸菌が豊富で
シソに含まれるポリフェノールも摂取できるので
身体にもいいんだとか。

京都の街に祇園囃子が聞こえる時期になると
新漬の樽出しが始まり
いわゆる「しば漬けヌーヴォー」が出回ります。
私も家族で大原に出かけた際は、
いつもしば漬けを買って帰ります。
あの風味と酸っぱさが夏にちょうどいいですよね。

ボジョレーヌーヴォーならぬ、しば漬けヌーヴォー。
皆さんもぜひ♪
 

【知りたい・見たい】京都の町家にみる、夏の涼・暮らしの知恵。

猛暑日といわれる暑い日や、雨でじめじめした日が続いていますが
みなさんご機嫌いかがですか〜?

京都といえば、三方を山に囲まれた盆地という地形の特性上
夏は高温多湿、冬は底冷えする寒さというのは有名ですよね。
気候的に厳しいイメージのある京都ですが、
それ故に四季の変化に富んだ美しい自然風景が見られるとも言えるように思います。

また、この京都ならではの気候の特性故と言えるであろう
京都の特徴がほかにもあります。
それは、このような気候故の暮らしの知恵、
そこから生まれた住まいの特徴です。

京都というと「町家」のイメージが強いですよね。
今や、国内でも昔ながらの家屋は珍しいので、外国からの観光客のみならず、
日本人観光客にも町家を活かした宿泊施設や、町家レストラン、町家カフェは根強い人気があります。
木造で趣ある町家ですが、
昔ながらの風情あるビジュアルのみならず
町家のそこかしこに昔ながらの暮らしの知恵が隠されているんですよ。

京都ならではの気候や営みの中で育まれた先人たちの知恵を
町家のパーツとともに見てみましょう!


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写真 http://photo53.com/

 

 

まずは、
「庭」について・・・
京町家にはたいてい「通り庭」や「坪庭」があります。

通り庭とは、土間に作られた縦に走る通路のことをいいます。
この通り庭ですが、単に通路としての役割だけではありません。
天井を張らずに高さを出し、木組を大胆に見せ、外光を取り入れます。
また、風を抜け易くする役割もあり、
特に夏場は土間の湿気を放出し、気温を下げる効果もあるんだとか。

一方、通り庭とは別に、大きな町家では部屋と部屋の間の小さいスペースに
坪庭を作っていることがあります。
坪庭には土や砂を入れ、植栽をあしらい、灯籠や手水鉢(ちょうずばち)を置いて
小さな庭園のようになっています。
こちらも単に観賞用のためだけではなく、
外気を取り込み、坪庭の周りの部屋へと空気が流れるようにしているわけです。
今でいうところの換気扇やエアコンの役割をしていることになりますね。


さらに
「虫籠窓(むしこまど)」について・・・
虫籠窓とは、その名の通り、虫籠のように格子状になった窓のことです。
町家の2階などに見られる窓ですが、開け閉めできるものではなく
ちょっとした明かりをとったり、
外気を取り込み通風をよくするためのものとされています。


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最後は
京町家の顔ともいえる
「紅殻格子(べんがらごうし)」について・・・
格子は涼をとるためのものではありませんが、格子にも暮らしの知恵が詰まっています。

ある種、モダンのようにも思えるこのスッキリとした格子のデザインが京町家の大きな特徴ですが
格子は単に飾りや、スッキリ見せる見栄えのためのものではありません。
建物の内部から外の通りがよく見えるように工夫が施されているんです。
室内よりも外の方が明るいので、中から外がよく見えるんだそうです。
逆に、外から中は見え難いというわけです。
防犯的な機能や、現代でいうところのブラインドのような役割を担っているわけですね。
紅殻格子は着色に紅殻が使われることから、そのように呼ばれているようで
着色することで風情を醸すだけでなく、防腐の効果も兼ねているんだそうです。


ほかにも特徴的な町家のパーツや、その由来、機能は色々ありますが、今回はこのへんで・・・。
今やエアコン無しには厳しい日本の夏ですが
昔ながらの京町家を訪れ、先人の暮らしの知恵に思いを馳せてみませんか〜?
 

【知りたい・やりたい】夏の和装、きこなしポイント1・2・3♪

川床、祇園囃子・・・は京都の夏の風物詩。
また、京都といえば、言わずもがな和装の似合う街でもあります。
京都の夏が暑いことは、皆さんもよくご存知だと思いますが、
そんな夏こそ、京都で和装を楽しんでみませんか?

今回は夏の和装について、歴史、TPO、きこなしのポイントなど
ちょっとした豆知識をご紹介します。


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まず、夏の和装といえば、祇園祭などの夏祭りをはじめ、
花火大会でもポピュラーな「浴衣」ですよね。
「ゆかた」は、「浴衣」という字を書きますが、この字からも推測できる通り
浴衣は浴室に入る時にまとった着物・湯帷子(ゆかたびら)が語源とされています。
木綿がまだ貴重なものであった頃、上流社会では、入浴時でも裸にはならずに湯帷子を着て入浴し
浴室から出て身体を拭く際も、手ぬぐいではなく
乾いた湯帷子を何枚も取り替えて、身体の水気をとったんだそうです。
その後年月を経て、木綿が普及したことから
入浴用から湯上がりの着物として用いられ、
現代では夏祭りなどのお出かけ着として着用されています。

入浴用として用いられていた際は真っ白なもので
湯上がりや日常着として用いられていた際は藍色一色だったそうです。
今では、とてもカラフルな色柄ものや、ラメが施されたものなど
装飾的な浴衣も見られ、日常着というより、お出かけ着の要素が強いように思います。

ただ、ここで注意をしたいのが
浴衣のTPOです。
浴衣の歴史からみるに、元来、浴衣は家の中で着用するものでありました。
時代と共に変化はしてきていますが、
フォーマルな場所への着用は控えるのがよいでしょう。
冠婚葬祭のようなまさしくフォーマルな場所はもちろんですが
きちんとしたパーティー、高級レストランなども同様です。

ただし、浴衣の素材や着こなし方次第では
浴衣を少しランクアップした着物に格上げすることは可能です。

たとえば、麻が混ざったような夏着物風に着こなせる素材であれば
長襦袢、足袋を着用し、半幅帯ではなく夏物の名古屋帯などを締めて
夏着物のように着こなすことができます。
そうすれば、ごく普通の浴衣よりもクラス感のある着こなしになり
夏祭りから、ちょっとしたお食事会でも恥ずかしくない着こなしになるでしょう。

これから浴衣を新調する!という方は
そういったTPOや着こなしの幅なども考慮して選ぶことをオススメします。



次に、夏の和装の着付け&着こなしのポイントです。

「夏の京都で着物」。
聞いただけで暑そうですよね(笑)。
ノースリーブに短パン、サンダルという格好に比べれば、
布に覆われた面積も広いですし
重ね着もしていますし、正直暑いです(笑)。
ですが、「おしゃれは我慢」とも言いますよね。
これは私個人の見解ではありますが、
夏の和装は、周りから「暑苦しそう」と見えた時点でアウトだと思っています。

そこで!!
涼しげに見える着付け&着こなしのポイントを紹介します。

まず1つめ。
裾線です。
つまり、裾の長さです。
浴衣の場合は、裸足で下駄を履きますので
浴衣の裾は、くるぶし程度に揃えて下さい。
裾が長過ぎると暑苦しいですし、短すぎると子供っぽかったり、貧相に見えるので注意が必要です。
また、腰紐が緩過ぎると、歩いたり動き回るうちに裾が下がってきますので
腰紐はしっかり締めてくださいね。

2つめは衣紋(えもん)です。
今年は洋服でもシャツの衣紋を抜いて着るという着こなし方が流行っていますよね。
まさに、アレです。
浴衣や夏着物に限らず、着物を着る際は衣紋を抜いて着ますが
衣紋が詰まったまま浴衣を着ている方をよく見かけます。
これは見ていて実に暑苦しいので、気をつけましょう。
とはいえ、衣紋を抜き過ぎても下品になるので、
目安としては自分の拳骨(こぶし一握り)が入るくらいと思って下さい。

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ラスト3つめは衿合わせ。
衣紋の抜き加減同様、衿合わせが詰まり過ぎると暑苦しく
開き過ぎると下品になります。
目安としては、自分の喉のくぼみで衿が交差するように合わせると
品よく涼しげな衿合わせになります。

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あとは、なにより、涼しげな顔をして歩くこと!
まさに「涼しい顔」ってやつですね。
着ている本人が暑い、暑いと暑がっていては元も子もありませんからね。
これが一番のポイントかもしれません(笑)。




実は、私、山野流の着付け講師の資格をもっておりまして
個人的にも和装で京都をぶらぶらすることがよくあります。
この夏も着付け仲間と川床イベントを企画していますので
また、その様子は後日アップしようと思っています。
お楽しみに♪
では
皆さんも、今回の投稿を参考に和装で夏の京都を楽しんで下さいね!
 

【知りたい・見たい】祇園祭を200%楽しむ方法教えます♪

コンコンチキチンコンチキチン♪
この時期、京都の街ではいたるところで
祇園祭のお囃子を耳にします。

「ああ、今年ももうこの時期かぁ・・・」
「京の夏・・・」といった気分が高まりますよね。

この祇園囃子について、少し調べてみました。

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このお囃子、どんな楽器で奏でられているかわかりますか〜?
コンチキチンの鉦(かね)の音が印象的ですが、
鉦のほかに、笛と太鼓の3種類の楽器で奏でられているんです。

笛が旋律、鉦はあのコンチキチンという独特の音色を奏で、太鼓が全体の統制をとっているんだそうです。
お囃子を演奏する演者を囃子方(はやしかた)と呼びますが、
囃子方になるには10歳ごろから練習を始め、鉦を15年ほど担当し経験を積んだ後
笛か太鼓へと進んでいくんだとか。
一人前の囃子方になるには長年の鍛錬が必要のようです。

また、演奏される曲目もひとつではないんですよ!
お囃子には様々な曲があり、それぞれの山鉾によって異なるんだそうです。
たとえな、長刀鉾では「唐子(からこ)」「獅子(しし)」など約30曲が伝承されているんだとか。
楽器の扱いも難しく、曲目も多いため7月に入ると会所(かいしょ)とよばれる練習場所で
連日連夜練習が続きます。
囃子方の皆さんは必死ですが、風情あふれるお囃子の音色に
京都の街を歩くだけで祇園祭気分が味わえますよ♪

さらに、以前も少し書きましたが
京都三大祭りというと
春の葵祭、夏の祇園祭、秋の時代祭ですよね。

葵祭も前儀としてメインとなる祭りの前に行事が行われますが、
祇園祭りは7月1日から一ヶ月にわたって様々な行事を行います。

中でも人気があるのは祇園囃子の音が夏の夜に響く「宵山」、
祇園祭のハイライトともいえる「山鉾巡行」、「神輿渡御」などですが、
期間中は実にたくさんのみどころがあります。

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これから開催される主な行事を簡単に紹介すると・・・

7/12~7/14 〈鉾曳き初め〉
7/14~7/16  11:00~〈屏風祭〉、18:00~〈宵山(祇園囃子)〉
7/15  15:00〜〈伝統芸能奉納〉
7/16  18:30~〈石見神楽の奉納〉、23:00~〈日和神楽〉
7/17   9:00~〈前祭山鉾巡行〉、18:00~〈神幸祭 神輿渡御〉
7/24   9:30〜〈後祭山鉾巡行〉、10:00~〈花笠巡行〉、17:00~〈還幸祭〉
7/28  18:00~〈神輿洗〉
7/31  10:00〜〈疫神社夏越祭〉

ほら〜〜〜
祇園祭って、こんなに連日行事があるんですよ!
観光客に人気の宵山、山鉾巡行をはじめ、数々の行事が開催されます。

祇園祭ビギナーには
やっぱり、まずはここから!と宵山や山鉾巡行がオススメですが、
もう宵山や山鉾巡行は見たことがあるという方には、
前述のスケジュールを見ながら
祇園祭の違う姿を楽しんでみてもらいたいですね♪


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主な会場・問合せ先:八坂神社
住所:京都市東山区祇園町北側625番地
電話:075-561-6155
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
 

写真http://photo53.com/