帷子ノ辻。
京都の大学に通っていた私が、初めて「なんじゃこりゃ?こんなん読まれへんわ〜」と思った京都の難読地名です。
皆さんはご存知でしょうか〜?
正解は・・・
かたびらのつじ
です!
知らなきゃ読めませんよね〜。
大学時代、同じバレー部の先輩が帷子ノ辻に住んでいたことから、この難読地名を読めるようになりました。
先輩がここに住んでいなかったら、話題に上ることも無く、ずっと読めないままだったと思いますww
でも、難読地名って、一回覚えると案外忘れ難いのかもしれませんね。
中学だか高校だかの地理の授業で、スリランカの首都の名前が凄い!という話を聞いて以来、未だに覚えています。
スリジャヤワルダナプラコッテ。
難読というのではなく、ただ長い、ややこしいというものですが、何か通ずるものがある気がするのは私だけでしょうか???
それはさておき、話を元に戻しましょう。
帷子ノ辻でしたね。
かたびらのつじ、覚えました?ww
ちなみに、帷子ノ辻は京福電鉄の駅で、嵐山の少し東側に位置します。
「帷子ノ辻」という地名の由来ですが、
そもそも、帷子とは、生糸や麻で作った一重の衣服のことだそうで、
平安時代初頭、素晴らしい美貌の持ち主である、嵯峨天皇の妃である檀林皇后が亡くなった時に
棺にかけられていた帷子が、
お葬式の際に三条通と交わる辻(交差点)で風に舞って落ちたことから、
その辺りが帷子ノ辻と呼ばれるようになったんだそうです。
そんな由来を聞くと、なんともロマンティックというかドラマティックな地名ですよね〜♪
では、
これはどうですか〜?
読めますか〜?
・先斗町
・太秦
これは簡単でしたね。
というか、難読ではありますが、有名観光地でもありますからね。
はい、
・ぽんとちょう
・うずまさ
ですよね!
ですが、これも初見ではまず読めませんよねぇ〜。
先斗町の名前の由来には諸説あるようですが、一番有名なのは
鴨川の西側に人家が建ち、都の先端なので英語のpoint、ポルトガル語のpontから来ている、という説だそうですね。
他にも、通りの北と南に大きな橋(四条大橋と三条大橋)があり、橋のことをポルトガル語でponteというので
そこから来ている、という説もあるようです。
一方、映画村で有名な太秦は、当て字という説があるみたいですね。
豪族・秦氏が絹を「うず高く積んだ」ことから、「禹豆満佐=うずまさ」の号を与えられ、これに「太秦」の漢字表記を当てたという説があるんだとか。
最近のお子さん達の名前も先生泣かせな当て字が多いと聞きますが、太秦を「うずまさ」なんて、まず読めませんよね〜。
今後も、京都の難読地名や、地名の由来については投稿していきたいと思います♪